11月22日 アレクサンダーテクニークその後

グリムスにドードーが遊びに来てくれました。次の発芽まであと三日とのこと。最後にもう一つキーワードを書いておこうかしら。京都議定書‥って20年近く前になるのですね。当時の私は股関節症になるなんて思いもせずにフラメンコ踊っていた頃かしらと思います。
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アレクサンダーテクニークの話。日本フルート協会の会報に大久保はるかさんというフルーテイストが<フルート演奏における身体コンデイション調整とアレクサンダーテクニーク>という連載記事をかかれているのを、フルートアンサンブルのお仲間から見せていただきました。本題から外れちゃうかもしれませんが、その記事の註釈に<ウオルターカリントン系のアレクサンダーテクニーク>ということが書かれていて、そのウオルターカリントン氏は第二次世界大戦中に空中戦で撃墜され、両足ともに人工股関節になさって医師からは「もはや歩けない。」と言われたのだけれど、自らリハビリして歩けるようになられたという記載がありました。創始者のアレクサンダー氏の晩年までトレーニングのアシスタントをつとめられたそうです。「温厚な人柄と人生に対する建設的な態度で知られている。」と結ばれていました。股関節症からの人工関節ではありませんが<医師から歩けないと診断されたけれど歩けるようになった>という言葉に力を得る思いがいたします。

その記事を書かれている大久保さんが模範録音なさったボサノバのcd付き楽譜を何冊か持っているので親しみ持って読みました。毎回、アレクサンダーテクニークの後にてきめんにフルートの音が出しやすくなられたりの効果を上げているのでビックリ。片道二時間かけてレッスンに通われているのだとか。グループレッスンと個人レッスンを二週間おきぐらいのペースで学ばれているようで、今の私のピアノとアレクサンダーテクニークもそれぐらいのペースなので「ちょうど良いのかもしれない。」と思いました。

きょうはそのピアノとアレクサンダーテクニークの日でした。私はアレクサンダーテクニークだけを学びに行くほどの熱意は無いのでピアノのレッスンとセットでみていただけるのはとても有り難いです。アレクサンダーテクニークって一回の講習で知識として得るというよりはハンズオンという手で触れていただいてそこに意識を持って行くような‥一度で終わってしまうのでなく繰り返し定期的に見ていただく方が良さそうな気がいたします。

それにピアノを弾く時にもdoingじゃなくてbeingみたいなことで、「どうしたらそんな風に情感もって弾けるのかしら?」と私は自分が劣っていてそれだけの技術がともなわないからだと思ってしまう訳だけれど、彼女が言うにはそうではなくて感情が先にくるのだとのこと。そういう色々な感情を自分が味わって覚えておいて演奏前に感情を再現できるような感じに持って行くと良いとのこと。フルートの先生からも「そこはもっと幸せな気持ちで吹いて。」みたいに言われることがあって、そういう時に<幸せな気持ち>と抽象的に思ってしまうけれど、青い空にぽっかり浮かんだ雲、のどかな春のポカポカした陽射し‥みたいなことが思い浮かんだらいいですものね。

私はピアノ弾きながらも「あら、ここはもっと柔らかな音にしたかったのに強い音になっちゃったわ。」みたいに自己批判しちゃうような面があって、音って一度出しちゃったら消す訳にはいかないので気持ちを切り替えながら行くように‥とのことで、これも音楽だけじゃなくて私は日常生活でも引きずりながらいるなぁと思います。例えば「玄関の鍵閉めたかしら?」と家を出てちょっとしてから戻ることがあったりして閉まっていると「ちゃんと確認してから出れば良かったのに‥。」とずっと思いながら駅に向かうみたいな。

ギターとフルートとピアノは楽器としては全く違うのだけれど、それぞれの先生方が私に投げかける課題のようなものが共通しているようで、例えば浜辺で砂山を作るとして、アッチから固めたりコッチから固めたりするみたいに、<一つのものを作り上げている>という感じがしています。別々の楽器を練習してエネルギーが分散するみたいなことは無くて、相互に良い影響を与えていると思います。。根っこは一緒みたい。


だいじょうぶ!
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by sky-lavender | 2012-11-22 13:05 | アレクサンダーテクニーク
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