8月4日 手術と保存療法

pussycatさんからコメントいただい保存療法について少し書いておこうと思います。

よく巷で耳にするような<整形外科を初めて受診して、即「手術が必要ですね。」と言われるような診断>には疑問を持っています。ひとつには松本先生が繰り返しかかれているようにレントゲンで見て変形性股関節症だったとしても、それがいつ始まってどういう経過をたどったものか初診ではわからないはず、もしかしたら何年も安定した状態かもしれない、股関節症が今後進行しない可能性もあるので<経過をみないと判断できないだろう>と思うからです。

もう一つは運動療法を三ヶ月なり六ヶ月なりしてみて改善が見られなければ‥というような猶予期間があるべきではないかと。前にご紹介した広橋先生のDVD(広瀬先生と書いてしまいました。申し訳ありません!!)でも確か8割近くの方が運動療法で効果を上げているようなことでした。手術を免れるためというよりは人工関節にする時期を遅らせて再置換までの時期を稼ぐというような意味あいのようでしたけれど。

自骨の手術は、「人工にならないために」という予防手術のような意味合いでなされることもあって、そのつもりで手術受けたけれど結局は人工関節に‥というケースもあるようなので、それだったら時期を待って一度の人工関節の手術の方が‥と素人考えでは思ったりもいたします。右にリンクしてあるコカバトの3wmさんのように自骨の手術が成功している方もいるので一概になんとも言えないのですが、コカンセツバトルの3wmさんが集めた体験談を見ると一度の手術ではすまなくて何度か手術を繰り返す人が多いような印象を持っています。この体験談は医療関係者も公開してくださっていないような貴重なものだと思います。

保存療法と一言に申しますけれど、「手術の時期を念頭に置きながら少しでも時期を後にするため。」という方もいるでしょうし、私のように多少の跛行などの不便さは残ったとしても、できれば生涯手術はしたくないという人もいるでしょうし、様々だと思います。

一番辛いのが「手術すべきか保存で行くべきか」と迷っている時期だと思います。<保存療法のための保存療法>みたいに目的が保存療法になってしまうと本末転倒ではないかと懸念しております。クオリテイオブライフということが言われていますが、痛みや不具合のために人生が暗い辛いものになってしまうようなら手術にかけるということもあると思います。

股関節症のお仲間のお一人がこの秋に手術を決意なさいました。環境も足の状態も人それぞれ。介護など始まっていて手術したくても出来ない人もいると思います。ご家族の理解が得られて見守ってくださっている中、手術を受けられることもとても恵まれていることだと思います。私には手術の体験が無いので何も力にはなれないのだけれど、心から応援しています。

だいじょうぶ!
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by sky-lavender | 2012-08-04 21:13
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