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7月22日 <君の名は>のビデオ

体調がイマイチなので家でおとなしくしています。図書館から<君の名は>のビデオを借りてあったのを見たところ。ラジオ放送は昭和27年の4月から29年の4月までの98回だったのだそう。映画は全部見ると何と6時間の長さなんです。

TUTAYAで借りようと思ったら置いてなくて取り寄せが可能かどうか確認していただいたら他店でビデオしかなくてDVDの取り寄せしか出来ないとのことで断念。図書館ならあるかと思ったら二巻と三巻しかないのです。一巻を見るには大宮の西部図書館というところにレーザーデイスクがあって館内で鑑賞することが可能なのと、川口市の図書館だったら貸し出し用のがあるので(市民じゃなくても)図書カードを作れば貸してもらえるのだそう。どちらの図書館も我が家からは遠いので「とりあえず二巻からでも見ちゃおう。」ということになった次第。それでも4時間。

あまりにも有名なドラマですが<会えそうで会えないすれ違いが多い>ということだけで、ハッピーエンドなのか悲恋なのかさえも知らず、かの有名な「まち子巻き」のスカーフも映像で初めて見ました。北海道ロケであまりに寒かったので岸恵子さんが頭にも被ったのを映画の中でも使ったのだとかいうことが書いてあるサイトがありました。そもそも洋装の人がまだ少なかったであろう時代に、ハイカラな洋装で女一人で北海道に恋しい人を追って訪ねて行くってそれだけでも思いきったことだったのだろうと思います。ドラマの中では和装が多いですが洋装も全然旧くなくて素敵。

二巻は北海道ロケ、三巻は九州ロケ‥、今の時代ならパリとかローマとか海外ロケぐらいの感覚なのかもしれないなぁと思います。別れの場面も北海道は汽車、九州は船で風情があります。列車の窓が開く時代ですから、そこにかけた手に頬ずりをするような場面もありますが、今の時代だと新幹線などの開かない窓越しに「お元気で!」みたいに口パクパクするみたいなことじゃ全然ロマンチックじゃなくなっちゃいますものね。飛行場になったらもっとサバサバしていてゲートでお見送りでオシマイ。なんて味気ないんでしょうと思います。

何故今頃<君の名は>になったかというと佐渡に行った時に尖閣湾という素晴らしい眺めの所にご案内いただきました。そこが<君の名は>のロケ地ということで建物の中にロケの写真がありましたし、<忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ。>というラジオで毎回流れたというナレーションの記念碑があったのです。ロケがどんな場面だったのか是非とも見たいと思ったのでした。

それにしても佐田啓二ってご子息の中井○一となんてよく似ているんでしょう。39歳の若さで蓼科の別荘から東京に戻る時に山梨の韮崎での交通事故で亡くなられているのですね。若くして亡くなられたことだけは知っておりましたが、自分が山梨の温泉病院に行くようになってみると韮崎も身近な場所に感じます。まだ高速ができる前の道路だったでしょうに、そんなにスピードが出ていたのでしょうか、同乗の人たちは重傷だったとしても助かったのに佐田さんだけが亡くなられてしまわれたようです。朝のことだったので運転手の居眠り運転だったのだろうか?と思ってみたりしています。

ギターのレッスン続けていたら24日には今月二回目のレッスンがあったはずで、こんな暢気にビデオ見ていられた無かったと思います。「練習しなくちゃ。」という強迫観念みたいなものから解放されて気持ちは軽くなっています。練習がストレスになっているようだとやっぱり止めて正解だったのかなぁと思います。こんな風に目眩までしちゃうようだと少しのんびりした方が良いですものね。

だいじょうぶ!
by sky-lavender | 2012-07-22 21:56
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