5月6日 タイム誌<世界の100人>に選ばれた菅野医師

TME誌<世界の100人>に選ばれた南三陸町•志津川病院の菅野医師の本を読みました。もうダメかもしれないと思った時に、いつもは内視鏡などを扱うために外している結婚指輪を身元がわかるようにはめたこと、他の人たちもマジックで腕などに名前を書いたりしていたという覚悟のようなことから、一度は仙台のご実家に避難しながらもまた南三陸町の医療の現場に戻った後のこと。被災した現場のことだけでなく、これからどうしていくべきかというようなことも含めて、この本は一人でも多くの人に読んでいただきたい気がいたしました。TIME誌の授賞式も交通費も宿泊費も正装しなくちゃもすべてご自分もちなんだそうです。被災して服さえもないぐらいなのだけれど、被災地の現状や今後の備えなどについて広く知ってもらうために出向くのが自分の使命と三泊五日の強行軍ながらアメリカに出かけられたときの滞在記も載っています。お人柄のわかる文章で読みやすく一気に読んでしまいました。

「時に癒し、しばしば支え、常に慰む」治すばかりでなく常に患者の心に寄り添うという精神は、股関節症の診断をするときに患者の気持ちを考えることもなく「人工関節しかない。歩けなくなります。」みたいな非情な診断を言い放つお医者様たちにこそ持っていていただきたいと思ってしまいました。

寄り添い支える―公立志津川病院若き内科医の3・11 (河北選書)

菅野 武 / 河北新報社



先日久々に会った知人は震災後に<さいたまスーパーアリーナ>に避難して来た人たちのためのボランテイア活動をなさったそうです。彼女のお知り合いの方も車で送り迎えして、ご自宅のお風呂に見ず知らずの人を入れてさしあげたり洗濯機を貸してさしあげたりなさったそうです。私は下船病みたいになって被災もしていないのに自分が具合悪くなっちゃっていたのでしたから、なんとも情けないことだったと思いました。

きょうはまた竜巻で茨城はじめ各地で被害が出たようです。大震災をひとごとみたいに見ていた人たちが明日は我が身になるかもしれない‥ということですよね。私も水や食料や非常用の充電ラジオみたいなものも備えながら<引き寄せないように>ということもあるので微妙な心構えでおります。

夫は昨夜遅くほぼ一週間ぶりに帰宅し、元の生活に戻りました。夫が居ない間にどういうわけか家の中が散らかっちゃっており、片付けるのが大変でした。夫がいない間にあれもしようこれもしようと思っていたけれど、昨日も知人の演奏会があって出かけたのを始め毎日のように出歩いていた上に、風邪がぬけきらなくて微熱が続いていることもあり、だるくて横になっちゃったりで、思っていたことの半分もできませんでした。

今月は大阪と山梨の温泉病院行きの予定もありますが、気持ちの上ではこれまでのような焦りが無くなっているのが不思議。
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by sky-lavender | 2012-05-06 21:29
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